3年ぶりに開催した「第42回つくばマラソン」は予定どおり大会を終えました。しかし、今般、上位入賞者が指定されたブロックより前からスタートしているのではないかという複数の声が大会事務局に寄せられ、大会事務局では、記録や映像の確認、関係者への聞き取り等を行いました。
第42回大会ではウェーブスタートを採用し、参加者を陸連登録の有無により「陸連登録エリア」と「一般選手エリア」に分け、さらに申告タイムにより「陸連登録エリア」の選手をA1・A2・Cの3つのブロック、「一般選手エリア」をB・D〜Hの6つのブロックの合わせて9つのブロックに分け、5つのウェーブに割り振りました。
大会要項の注意事項では「(1)スタート時の混乱を緩和し、より安全な競技運営を行うために、陸連登録エリアからスタート出来る選手のタイム制限」をするとし、大会申込規約では「(12)競技参加のマナーを守り、他の参加者やボランティア、沿道周辺住民への配慮を心がけてください。」「(13)(11)・(12)に違反した場合、出場・表彰の取り消し、次回以降の参加資格のはく奪等をする場合があります。」としています。
また、参加資格として、年齢制限に加えて「本大会要項を理解し、同意」することを求めており、上記の内容は参加した全ての方に適用されます。
大会事務局として、記録や映像等から、上位入賞者に限らずスタート時に「陸連登録エリア」と「一般選手エリア」の選手が混在している状況であったことを確認しました。また、競技を主管する茨城陸上競技協会からは、混在したのはスタート前のアナウンスの不足や、明確な境界を設けていなかった今回のスタート運営にも一因があるとの申し出がありました。
主催者としては、全ての皆様に割り振りどおりのスタートエリア及びブロックからスタートしていただきたいと考えており、それは競技参加のマナーでもあると考えております。一方で、今回は主催者側の運営面にも一因があるため、上位入賞者をはじめ、異なるブロックからスタートされた方々に対して、上述の大会要項の大会申込規約(13)に定める処分は行わないものとします。
今後は、この反省をいかしてスタートの運営について改善を図るものとし、多くのランナーにとって気持ちよく走っていただき、愛される大会を目指していきたいと考えております。
皆様に深くお詫び申し上げますとともに、つくばマラソンを今後もご愛顧賜りますようお願い申し上げます。