つくばマラソンの歴史

つくばマラソンは、つくば市がまだ制定される前に、「筑波学園マラソン」として誕生しました。エントリー数が約3,000人だった本大会は、多くのランナーやボランティア、協賛社、大会関係者、そして地元市民の方々に支えられ、18,000人を超える大会に成長しました。
第40回という節目の大会を開催するはずだった今年。新型コロナウィルス感染拡大の影響により大会は中止となってしまいましたが、ここで、40年の歴史を振り返ります。

第1回筑波学園マラソン大会
【開催日 : 1981年(昭和56年)3月1日(日)】エントリー数 : 3,070人
「早春の科学都市を走ろう」をキャッチフレーズに「筑波学園マラソン大会」が誕生。洞峰公園をメイン会場とし、30km、10km、5kmの3種目が開催された。科学都市にふさわしく、国内のレースで初めて電動自動車を先導車として採用、ゴール地点ではモニターテレビの右下にタイムが映るビデオテープレコーダーで着順確認を行うなど、話題の多い大会だった。プログラムの表紙を飾ったのはシンボルキャラクターとしてデザインされた「走るアインシュタイン」。
第3回筑波学園マラソン大会
【開催日 : 1983年(昭和58年)2月27日(日)】エントリー数 : 2,567人
この年、シンボルキャラクター「走るアインシュタイン」に加え、快晴の空に鎮座する筑波山をかたどったシンボルマークが登場。シンボルマークは現在まで使用され続けている。
第5回筑波学園マラソン大会
【開催日 : 1985年(昭和60年)2月3日(日)】エントリー数 : 5,849人
「科学万博-つくば’85」のオープニングイベントとして開催。メイン会場が筑波大学に、30kmが42.195kmに変更して実施された。また、当時の協賛社であったIBM社のパソコンが初めて記録集計用に採用され、万博マラソンと科学の街つくばを強く印象づける大会となった。
第7回筑波学園マラソン大会
【開催日 : 1987年(昭和61年)2月1日(日)】エントリー数 : 3,916人
参加資格を「5時間で完走できる人」と規定した上で、計測終了時間をスタートから6時間後とした初めての年。また40歳代から10歳刻みで年代別表彰を行ったのもこの年から。
第8回つくばマラソン
【開催日 : 1988年(昭和62年)4月29日(祝)】エントリー数 : 7,021人
前年のつくば市制施行に伴い大会名が「つくばマラソン」に改称され、市制記念大会として開催。種目は5kmを廃止し、現在の2種目(42.195km、10km)となる。
第9回つくばマラソン
【開催日 : 1989年(平成元年)11月26日(日)】エントリー数 : 6,025人
つくば市制施行が1987年11月30日であったことから秋開催に変更して実施。42.195kmに加え、10kmの参加資格が1時間以内になり、またスペシャルドリンクの受付は陸協登録者に限定されるなど、競技色の強い大会となった。
第12回つくばマラソン
【開催日 : 1992年(平成4年)11月29日(日)】エントリー数 : 10,347人
つくば市制5周年記念として開催。コースがそれまでの周回コースからつくば市内を一周するワンウェイコースに変更となり、25回大会まで13年間採用される。またこの年初めてエントリー数が1万人を超える。
第15回つくばマラソン
【開催日 : 1995年(平成7年)11月26日(日)】エントリー数 : 11,496人
第13回大会で1万人を切ったエントリー数が第14回大会から2年連続で1万人を超え、現在まで続いている。また42.195km女子の部で恒川香選手(当時健康センタークオレ)が2時間36分53秒の大会新記録で優勝。この記録は現在まで破られていない。
第16回つくばマラソン
【開催日 : 1996年(平成8年)11月24日(日)】エントリー数 : 11,583人
42.195km男子の部で安養寺俊隆選手(当時資生堂)が2時間16分48秒の大会新記録で優勝。この記録は38回大会まで破られなかった。
第17回つくばマラソン
【開催日 : 1997年(平成9年)11月30日(日)】エントリー数 : 11,621人
つくば市制施行10周年記念大会として開催。この年より記録計測にランニングチップ(RC)を採用。また、ジャパンアスレチック協会(JATAC)の協力により、レース前後のスポーツマッサージやテーピング、スポーツケアサービスが開始された。
第19回つくばマラソン
【開催日 : 1999年(平成11年)11月28日(日)】エントリー数 : 10,448人
この年より完走証が当日発行となり好評を博す。また、前年から、コース上の交通混雑緩和のためにう回路を設置し、ラジオによる告知を開始した。
第20回つくばマラソン
【開催日 : 2000年(平成12年)11月26日(日)】エントリー数 : 10,233人
この年より大会公式ホームページの運用が始まり、同時にインターネットからの申し込みが可能となる他、参加料金のコンビニ支払いサービスが開始となる。
第21回つくばマラソン
【開催日 : 2001年(平成13年)11月24日(日)】エントリー数 : 10,542人
つくば市及び茎崎町合併記念並びにつくば市制15周年記念として開催。記念大会としてシンボルキャラクターを公募。つくば市在住の方から応募された「ホーホー」が選ばれる。
第25回つくばマラソン
【開催日 : 2005年(平成17年)11月27日(日)】エントリー数 : 12,474人
つくばエクスプレス開業記念大会として開催。つくばエクスプレスの開業の影響やマラソンブーム到来の前兆で参加者数が急増した。
第26回つくばマラソン
【開催日 : 2006年(平成18年)11月26日(日)】エントリー数 : 12,820人
42.195kmのコースをこれまでのワンウェイコースから往復コースに変更。また、会場へのアクセスが良くなったことからスタート時間を10時30分から9時30分に早めた。
第27回つくばマラソン
【開催日 : 2007年(平成19年)11月25日(日)】エントリー数 : 13,308人
つくば市制20周年記念大会として開催。エントリー数の増加率が例年の傾向をはるかに超える伸びを示したため、急遽、定員を設けた。
エコシティー第28回つくばマラソン
【開催日 : 2008年(平成20年)11月30日(日)】エントリー数 : 16,177人
大会の基本方針の一つに「エコ活動への取組」があげられ、大会タイトルに「エコシティー」を入れるようになる(第31回大会まで継続)。
エコシティー第29回つくばマラソン
【開催日 : 2009年(平成21年)11月22日(日)】エントリー数 : 15,677人
筑波大学の推薦入試とスケジュールが重複し、11月最終日曜日から1週繰り上げての開催となる。また、直前まで出走レースを選びたいシリアスランナーのための「レイトエントリー」を実施した。前年にオープンした「イーアスつくば」が協賛に加わり、前日イベントの会場となる。
エコシティー第30回つくばマラソン
【開催日 : 2010年(平成22年)11月28日(日)】エントリー数 : 17,243人
この年から「つくば市民枠」を設け、一般エントリーに先駆けて募集を開始。また、プレイベントとして「つくばマラソン練習会」を開催、現在も実施している。30回大会を記念して「Time Capsule」企画を実施。10年後、届けて欲しい人(本人、家族など)へのメッセージと宛先を書いたハガキをメイン会場に設置した投函ボックスで収集した。
エコシティー第31回つくばマラソン
【開催日 : 2011年(平成23年)11月27日(日)】エントリー数 : 16,012人
東日本大震災復興支援として開催。筑波大学施設も被災し、大会の開催が危惧されたが、関係者が慎重に協議を重ね、「もう一度走り出そう」をキャッチフレーズに開催を決した。エントリーは42.195kmが5時間、10kmも即日に定員に達した。また、この年より「陸連エリアスタート」のタイム制限を導入。
第32回つくばマラソン
【開催日 : 2012年(平成24年)11月25日(日)】エントリー数 : 16,570人
つくば市制25周年記念大会として開催。「チャリティーランナー枠」を新設し、1人当たり3000円を義援金に充当。また、岩手・宮城・福島県の前年参加者に特別エントリー枠を提供し、136名が参加した。
第33回つくばマラソン
【開催日 : 2013年(平成25年)11月24日(日)】エントリー数 : 16,429人
「チャリティーランナー枠」を廃止し、エントリー時に、一口500円で希望の口数を東日本大震災の義援金に申し込めるシステムにした。この年から計測ポイントを5km毎に増やし、ランナーズアップデートを導入。また、USTREAM中継車を走らせ、トップランナーの様子を映像で配信。大会終了後のランナーアンケートもこの年から実施した。
第35回つくばマラソン
【開催日 : 2015年(平成27年)11月22日(日)】エントリー数 : 18,245人
科学万博30周年記念大会として開催。42.195kmのコースを、これまでの往復コースから周回コースへ変更。全体的なコース幅の拡大に合わせ、定員を18,500人に増員した。また「マラソンを科学する」という新たな大会テーマを設定し、その取り組みの一つとしてウェーブスタートを1万人以上の国内大会で初めて実施。10分ごと3ウェーブで実施し、グロスタイムとネットタイムの差が大幅に縮小した。
第36回つくばマラソン
【開催日 : 2016年(平成28年)11月20日(日)】エントリー数 : 18,175人
参加記念品を大会オリジナルグッズと地元名産品からの選択制とし、好評を得る。また外国人ランナーの増加に合わせ、英語のエントリーサイトを新設。スタートのウェーブ数を4ウェーブに増やした。
第37回つくばマラソン
【開催日 : 2017年(平成29年)11月26日(日)】エントリー数 : 18,052人
つくば市制30周年記念大会として開催。陸連登録エリアを第1と第2ウェーブ先頭の2ブロックに分け、一般の高速ランナーとの差を縮め、より安全でスムーズなスタート環境を整えた。
第38回つくばマラソン
【開催日 : 2018年(平成30年)11月25日(日)】エントリー数 : 18,113人
年々減少傾向にあった10kmの定員を減らし、人気が高い42.195kmの定員を300名増やした。また、スタートのウェーブ数を5ウェーブに増やして実施した。
第39回つくばマラソン
【開催日 : 2019年(令和元年)11月24日(日)】エントリー数 : 18,112人
42.195km男子の部でゲストランナーの五十嵐真悟選手が2時間14分19秒で23年ぶりに大会新記録を更新。またこの年、大会としては珍しく、大雨の中でのスタートとなり、出走率が例年より大幅に下がったが、スタート後1時間ほどで雨はやみ、気温も低く無かったこともあり、完走率には影響しなかった。
第40回つくばマラソン
【2020年(令和2年) 開催中止】
新型コロナウィルス感染拡大・影響長期化の状態を考慮し、大会史上初めて中止となった。