大会テーマ

「マラソンを科学する」

つくばマラソンは、「マラソンを科学する」という大会テーマのもと、マラソンを様々な角度から考え、「科学する」というフレームで毎年「進化してゆくマラソン大会」を目指しています。
現在、進行中の取り組みは次の通りです。

スタートを科学する

スタート時の混雑を緩和するため、「ウェーブスタート」を実施。スタート時間をずらすことで混雑が緩和でき、グロスタイムとネットタイムの差が縮小して、参加ランナーから高い評価を得ています。

<ウェーブスタートの具体的実施内容>
第36回および第35回大会それぞれのをウェーブスタートの実施内容 <一斉スタートだった34回大会と、ウェーブスタートを採用した35・36回大会での比較>
5km地点における5分ごとの通過人数のグラフ グロスタイムとネットタイムの差のグラフ ※35回大会は3ウェーブ、36回大会は4ウェーブで実施
※協力:筑波大学 体育系教授 鍋倉賢治

景観を科学する

距離表示や給水所看板など、コース上における表示物の色を色彩学の観点から考えて配色。距離ごとのランナー心理を考えた配色、配布物から連想される配色などにより、視認性・識別性を高め、走りやすい景観を提供。ランナーアンケートの結果から、その効果を実感したランナーが増えました。

<実施概要と結果>
色彩心理を活用した距離表示の配色 給水所の表示物の色の効果を実感したか ※協力:筑波大学 芸術系准教授 山本早里

給水・給食を科学する

正しい「給水」が出来ているかどうかをレース前後の体重変化により検証するため、会場に体重計を設置。体験者の約35%のランナーが、レース中の給水が過剰もしくは不足だったという結果に。給食は、血糖値を急激に下げない、疲労を防ぐ、などをポイントとし、ランナーの体調を良好に保つものを提供しました。

交通規制を科学する <実施概要と結果>
給食内容について
①血糖値を急激に下げない糖質の摂取
 →果物(バナナ、みかん等)、雑穀系パン
②疲労を防ぐ抗酸化物質の摂取
 →ブルーベリー、トマト
③効率を考えたエネルギー補給
 →エネルギーゼリー
※協力:筑波大学 体育系 運動栄養学 准教授・管理栄養士 麻見直美

交通規制を科学する

コース上及び周辺の主要交差点において、大会当日および大会翌週の同じ時間帯で交通量調査を実施し、渋滞状況を把握。得られた数値をもとに、今後、地元の方やドライバーの方のストレスを出来るだけ軽減する交通規制計画を考えます。

交通規制を科学する ※協力:筑波大学 システム情報系教授 大澤義明、鈴木勉
         システム情報系助教 安藤弘泰
         都市地域解析学つくばマラソン班